こんばんは、Local Tourist(ロカツリ)です。
今夜も独り言に付き合ってくれるみなさん、ありがとう
先日、面白いニュースを見つけました!
10か国語を操る神田外語大学の黒田龍之助特任教授のインタビュー記事&動画です。
10カ国語を話せる“多言語学習の達人”に聞く、語学習得の極意 「ロシア語が一番深い」「ヨーロッパは大きな意味でみんな方言」(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース
ABEMAヒルズ【平日ひる12時〜生放送】 – 最新NEWS – 多言語を操る達人に聞く 語学習得の極意 (ニュース) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA
「ロシア語の教師で、ロシア語が専門。ロシア語以外だと、ウクライナ語・ベラルーシ語・チェコ語・ポーランド語・セルビア語・英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語などは時々使うことがある」
と話す、黒田特任教授なのですが、動画でも見てわかる通りとってもペラペラ!
留学時代に多言語カフェのバイトで知り合った友人を思い出しました。
彼は、8か国語を操ることができる多言語話者(マルチリンガル)で、どの言語も黒田特任教授と同じようにペラペラ級で本当に驚いたのを覚えてます。
Youtubeでも多言語話者の存在は知っているものの、実際の生活圏において出会うのは初めてというのもあって、私の人生に大きな衝撃を与えました。
さらに驚くべきことは、彼は成人してから言語学習を始めた事!
私の父も、仕事の関係などで、20代後半から新たに言語学習を始めた人のうちの一人ですが、普通に海外で生きていけてると思うと娘ながらに尊敬してますし、本当に何事においても何歳から始めても遅くないんだと思い知らされます。
黒田特任教授のインタビュー動画で印象だった言葉がいくつかありました。
1.「外国語を1つだけ学ぶと、ネイティブ(スピーカー)が神様になる。だけど、2つ、3つ、4つとやっていくと立場が平等になる。『あなたは英語はそれほどじゃないかもしれないけどロシア語ができるんだからね』『ロシア語も大したことないかもしれないけど、チェコ語も知ってるんだから』と、色んな視点を持った人間には敬意を払ってもらえる」
その通りだと思いました。私自身3か国語話せる立場ではありますが、正直凄いと思ったことはないです。
なぜなら、海外に目を向けた時、生まれた時から既に2つ、3つの言語を話せる人にごまんと出会ったから。かといって、自尊心が削られる訳ではないですよ。むしろその逆です。
「できる人がこんなに世の中居るのに、私にできない訳ないでしょ!?」
敬意払ってもらう以前に、言語の先に広がる世界は本当に学習した人にしか見えてこなくて、そして、奥深すぎていくら勉強しても足りないとある種の絶望にたどり着く。(笑)
2.「言葉は何かイメージしないと喋れない。ネイティブだったらこんな風に発音するのかなとイメージする。例えば、英語を話すときに誰をモデルにして話しているのか。それがあるかないかで勉強が全然違う。それは別に自分の先生でも、映画俳優でも、歌手でもいい。かっこよく喋るときのイメージを自分で作っていく。少なくとも好きなことだから時間をかけるようになる。言葉は時間をかけなくちゃダメ。言葉は正直なもので、時間をかけた分返ってくる」
現在フリーランスで有難いことに中国語教師をさせていただいておりますが、所属のスクールでのメソッドがまさにイメージを基本としているので、ちょっと「おぉ。」となりました。※宣伝目的ではございません。
ただ、暗記もテストも苦手な私が言えるのは、イメージをするのは大事であること。
話せない自分をイメージするより、かっこよく話せるイメージをするのもそうですが、誰に対して何を言う?という目的があると続けやすい。
旅行先で使いたい、留学先で知り合った友人と会話したいな、芸能人の言ってる事を聞き取れるようになりたい。でもなんでも。
そして私自身も現在インドネシア語を勉強中(フランス語少し休止中)ですが、時間をかけた分かえってくるのも実感しているところです。
なので、結論何が言いたいかというと、楽しく一緒に頑張りましょう(笑)
学習のプロセスをいかに楽しむことが1番大事!!でなければ、そもそも続かない。
8か国語話せる友人の彼に、「どうやって忘れないでいられるの!?」と質問したことがあります。
返ってきた答えは、「毎日朝起きてから、8か国語を日常生活のあらゆるところでで触れて生きてるよ。(練習してるよ)」
基本中の基本過ぎて呆気に取られた記憶があります。
継続は力なり、と言いますが、学習してハイ、終わり~!ではなくて、開かれた扉を開けっぱなしにしたままにするのか、新たな世界へと踏み出して振り返らずに進み続けれるかどうか。
案外、前に進み続ける方が大変なの。実際私、忘れちゃった痛い経験があるから。(笑)
私もいつか、本を出したいな~と夢見ながら頑張ります♪
独り言に付き合ってくれて、ありがとう。
おやすみなさい。お疲れ様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
黒田 龍之助
(くろだ りゅうのすけ、1964年9月18日 – )は、日本のスラブ語学者・言語学者。東京工業大学助教授・明治大学助教授を経て、神田外語大学言語教育研究所特任教授[1]、神戸市外国語大学客員教授[2]。執筆と講演を中心に活動する。
経歴・人物
東京都生まれ。1988年上智大学外国語学部ロシア語科卒。1994年東京大学大学院人文社会系研究科露文専攻博士課程単位取得満期退学。東京工業大学助教授(ロシア語)、明治大学理工学部助教授(英語)、2007年3月に退職。2012年より神田外語大学非常勤講師(言語学)、2018年言語教育研究所特任教授[1]。 神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科客員教授[2]。