vol.9「中華でみんなを元気にする、それが僕の使命」

日本人にとって中華料理はとても身近な存在だと思われる。

街のいたるところに多種多様な中華料理屋さんがあり、「あ、今日中華食べたい。」と思い立っても、今ではデリバリーシステムも充実していることから、比較的に見つけやすい。

お店へ足を運ばなくても、スーパーでも手軽に中華料理に必要な食材や調味料が手に入り、手軽に家で中華料理を作ることもできることから、日本人で全く中華を口にしたことない人を見つけるほうが難しいかもしれない。

学生が多く住む町に、今でも新たな挑戦を続ける中華屋さんがあった。

『総本家媽媽菜館 六花(りっか)』

『大豆ミートが繋いだ縁』

オーナーの高橋さんとの出会いは、友人と今日は中華の気分だねとランチをしにお店へ行った時のこと。

大豆ミートを使用した、ベジタリアン可の中華メニューに興味が湧き、『ごろごろ野菜の酢豚』を頼んだのがきっかけ。

普段の食事でも健康に気を遣っていることもあり、大豆ミートはは馴染があっても中華にして提供しているお店は初めてだったことから、好奇心を一層駆り立てられた。

野菜だけで作るヘルシーアラカルト”ごろごろ野菜の酢豚”その他数品

見た目は酢豚とほとんど変わらないけど、結果として、今まで抱いていた大豆ミートへの印象を覆すほど美味しく大満足。何ならお肉よりもヘルシーだし、好き。

そして高橋さんから「このメニューを頼んだ理由は?」と尋ねられ、ありがたい事にお話する機会を得てこの後、ブログに登場いただきます(笑)一緒に働く中国人敏腕シェフも一緒に登場するのでお見逃しなく~!

まさに大豆ミートが繋いでくださったご縁でした。感謝感謝です。

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~ 店名に込められた想い ~

『媽媽菜館 六花』には、どんな意味が込められているのか。

高橋さんは以前から中国と縁があり、仕事で中国と日本と両国を往来していたが、ある日中国の投資家に、

「高橋さん、あなたは自分が作った料理を食べれますか?」と問われ、「食べれます。」と答えた高橋さんに

「お母さんの料理は?お母さんの料理は家族の為に作られているでしょ?あなたは?」と言われ、はっとしたとのこと。

長年中華料理に携わっていた経験と、さらに自身の天命・使命は何かを考えた時、「皆さんに中華で元気になってもらいたい」とお店開く事を決心したのです。

そしてまずは、学生さんに元気になってもらいたい!

この想いからできたのが『総本家媽媽菜館 六花』でした。

媽媽菜館:ママの気持ちで作ったレストラン 

六花:雪の結晶のように輝いた人生を送っていただきたいと、素敵な想いが込められています。

~ マクロビオティックを取り入れたオリジナルレシピ ~

品揃え豊富なメニューの中には、不思議なことに日本の中華料理屋さんでよく見かける事ができる料理・炒飯、天津飯、酸辣湯麺等がないのです。

ただ、ワンタンの種類が多く、何より先ほどご紹介したベジタリアンでも食べられる野菜だけで作ったオリジナル料理もとても豊富で、本場の中華+オリジナリティがあって六花さんの個性を引き出している。

お米は七分付や大豆ミートを含め使っている食材にも拘り、小さいながらも自社工場で日々試行錯誤中だそうで、湧いてくるインスピレーションは以前学んだマクロビオティックをレシピに取り入れているのだとか。

みんなさんを元気にしたい!を原動力に、新たにテンペを使って何かできないかと挑戦中の高橋さん。

「何よりもお客様から、「普段中華を食べると胸やけするけど、ここの料理はしないわ。」や、「妊婦の私でも食べる事ができて嬉しい。」と直接反応をいただくことが何よりも嬉しい。それこそが僕の使命・目標にしていること。」

と、高橋さんは目を輝かせながら、「いずれは大豆ミートとテンペを使って、回鍋肉・八宝菜等といった主流中華の品々をベジタリアンへと変身させたい。」と意気込んでいます。

メニューの入れ替えもあるかもしれないので、皆さん要チェック!

~ お店の看板メニューたち ~

ここでお店でいただいた料理も含めてご紹介したいと思います!

2022年9月20日(火)に放送された読売テレビ『かんさい情報ネットten.』の『おでかけコンシェルジュ』でも紹介されていました、スペアリブ黒酢酢豚を注文してみましたが、甘酸っぱくて、とろっとろで美味しかったです。

“スペアリブ黒酢酢豚”

そして、左から牛腩肉飯、ベジタリアン可の麻婆豆腐に魯肉飯。サッパリしているのでパクパクいけちゃうんです!

そして、最後にイベリコ豚の餃子をいただきました!

ぜひ皆さんにも味わっていただきたいのですが、なんと塩レモンでいただくのがおすすめ!

塩がイベリコ豚の甘味を引き出し、さわやかな酸味が相まって一瞬で平らげちゃいました(笑)

もちろんタレでいただくのもOK!調味料が豊富なので、いろんな味を試せて楽しい。

こちらがテレビに出演を記念した撮影された写真。※許可を得て掲載しております。

後方中心にいるのが、高橋さん。右側に立っているのが、後ほど紹介する中黒人敏腕シェフの钱さん

~ なんでもTRY!まずは、やってみよう~

19歳の時に初めて、台湾へ足を運んでから中華の道に進み始めて高橋さん、なんと50年となるそうですが、

現在もお客様に元気になってもらうにはどうしたらいいか、日々新しい取り組みを企画中!

・SNSの販売受注

・キッチンカーの販売

・ビーフンの急速冷凍

と、ここでは紹介しきれませんが、「やってみないと何もわからないし、変わらない」のは確かだと私も思います。

私もまだまだ挑戦し続けます!

~ 支える中国人敏腕シェフ ~

そんな高橋さんと二人三脚でお店を盛り上げているのが、中国人料理長の「錢鋒 (ちぇん ふぉん)」さん。

中国のホテルで料理長をしていた時に、高橋さんと知り合い日本に来ないか。と誘われたのがきっかけで、家族と来日。

それから、ずっと『六花』を支え続けています。日本語は勉強中とのことですが、料理の腕前は一級品!

国際職業資格証明書も取得されており、このようにSTAR CHEF≪明星大厨≫として素晴らしい功績をお持ちです。

「東坡肉を今から作るから見てみる?」と言われ、お言葉に甘えて味見までさせていただきましたが、厨房にも入らせていただけたのは、贅沢でした。ありがとうございます。

シェフの腕は裏切りませんので、皆さんにもぜひ食べてみていただきたいです!

さて、ラスト紹介するのは、店内の内装部分について。店内の壁にパーッと映える色鮮やかな花に目を奪われます。

“美しい花の壁絵”

”ブリザーブドフラワーで作られた『六花』”

ご紹介したのは一部でしたが、高橋さんはお客さんとのコミュニケーションを大事にしている方なので、次は読んでるあなたが話しかけられる番かも?

それでは、下次再会 (またね)!ご馳走様でした。

By Local Tourist(ロカツリ)

Hello, I am the writer of this blog. Local but at the same time im a tourist too! :D

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